「勇気がなかった」「ひどく怖がった」 伊紙がインテル長友の消極的プレーに苦言

フィオレンティーナ戦に2戦連続先発も、2-4となった後半27分に退く

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間22日の敵地フィオレンティーナ戦で2試合連続のスタメン出場を果たした。2-4と劣勢の後半27分に途中交代した長友は、地元メディアで平均的な評価を手にする一方、「勇気がなかった」「足元にボールが来るとひどく怖がった」と消極的なプレーが批判されている。

 インテルDF陣はこの日、完全に崩壊。来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権の獲得に向けて痛恨の黒星を喫した。イタリアメディアがインテルの選手を酷評するなか、長友はまずまずの採点だった。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は5.5点という平均的な評価だった。「テージョとのマッチアップはまずまずだったが、敵陣で勇気がなかった。ヘディングのミスでヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)のPKを生んでしまった」と、リスクを冒して攻め上がるシーンがなく、PK献上につながるミスも犯したことが指摘されている。最高評価は、5失点を喫するも長友が与えたPKを防いだハンダノビッチの6点で、最低はMFガリアルディーニの4点だった。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、長友にチームで2番目に低い5点の低評価を与えている。寸評も厳しい内容だった。

 

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