中村俊輔の豪快ミドルに英紙感銘 セルティック伝説のFK弾から10年の節目で決めた「衝撃の一撃」
10年後も変わらずに輝きを放つ姿を讃える
勝てば優勝決定という状況で、試合は1-1のまま終盤に差しかかった。すると、後半アディショナルタイムにゴール右寄り、約25メートルの位置で直接FKのチャンスが訪れる。キッカーはもちろん中村。左足から放たれたシュートは、ゴール左のサイドネットに吸い込まれた。
ゴール後、中村は背番号25のユニフォームを脱いでぶんぶんと振り回し、スタンドのサポーターともみくちゃになって喜びを爆発させたシーンは、サッカーファンであれば一度は目にしたことがあるかもしれない。2-1で勝利したセルティックは、見事に41回目(当時)のリーグ制覇を成し遂げた。
この伝説のゴールから10年。「元セルティックのスター、シュンスケ・ナカムラはジュビロ磐田で衝撃の一撃を決めて年を巻き戻した」と、今も日本で変わらぬ輝きを放つベテランMFの活躍は、英国の地にも伝えられた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文&写真 text by Football ZONE web
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