マンU、オタメンディ獲りへ48億円オファーも交渉決裂か

バレンシア側がオファーを拒否と現地メディアが報じる

 マンチェスター・ユナイテッドがバレンシアのアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディに移籍金3500万ユーロ(約48億円)で獲得のオファーを出したが、これを固辞された可能性が浮上した。テレビ局「ユーロスポーツ」が報じている。

 マンチェスター・Uは1月、ボルシア・ドルトムント主将のドイツDFマッツ・フンメルス獲得に動くなど、DF陣の補強を画策しているが、フンメルスは2部降格危機に瀕しているクラブへの残留をすでに宣言。そこで、現在レアル・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督が指揮した昨季に補強リストにあったオタメンディ獲得に向け、48億円オファーを出したという。だが、バレンシアがこれを固辞したと記事では伝えている。

 今季開幕前の移籍市場で270億円の強化費を投入し、ビッグネームを次々と獲得したルイス・ファン・ハール監督は記者会見で今冬の移籍市場での補強の難しさを語っていた。

「そこまでのレベルの選手が獲得可能ではないので、今回のマーケットではそこまで活発に動いていないと思う。前にも言ったが、補強する選手は現有戦力よりも実力上位でなければいけない。となると、補強は難しい仕事だ」

 現在リーグ4位のマンUだが、5位アーセナルは勝ち点差1に迫っている。今季、欧州チャンピオンズリーグ出場権を奪回するために、オタメンディへの再オファーなど大補強に打って出ることはあるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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