パルマはユベントスに1-0勝利

　イタリア1部セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、強豪ユベントスをホームに迎えた現地時間4月23日のゲームにフル出場すると1-0の勝利に貢献。金星を挙げたチームの中で「ポジティブなパフォーマンスの主役」と評された。

【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな！

　鈴木は前半から押し込まれる場面も目立ったチームの中で安定感のあるプレーを披露。シュートミスにより際どいセービングは少なく済んだ試合だったが、特にクロスへの飛び出しでボールをキャッチして相手のチャンスを未然に防ぐプレーが光った。そして、パルマは前半終了間際に決勝ゴールを奪い、残留争いの中で上位から貴重な勝ち点3を手に入れた。

　パルマ専門のニュースサイト「パルマ・ライブ」は鈴木を「6.5点」として「特に危険なシュートが飛んできたわけではないが、全ての場面でよく注意を払って1つもミスをしなかった。飛び出しも素晴らしかったが、何よりもチームに自信を与えた功績がある」と評した。

　また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も鈴木を「6.5点」と採点し「またしてもリーダーシップと個性でポジティブなパフォーマンスの主役になった。決定的なセービングはないが、いくつかの危険な場面を高い位置への飛び出しで防いだ」とされた。

　際どいシュートの少なさは指摘されたものの、パルマ・ライブの集計ではユベントスがシュート数16本、ポゼッション率66%、コーナーキック9本を記録した試合だった。そうした強豪との戦いを耐えた成功体験は鈴木にとっても大きなものになりそうだ。