「意識してました」“風”を利用したスーパーゴール…古巣に恩返し弾の27歳「自分でもビックリ」

山下諒也が古巣・横浜FC戦で同点ゴールを決めた【写真:徳原隆元】
山下諒也が古巣・横浜FC戦で同点ゴールを決めた【写真:徳原隆元】

ガンバ大阪FW山下諒也がリーグ戦2試合連続ゴール

 ガンバ大阪FW山下諒也が4月20日、J1リーグ第11節・横浜FC戦に先発出場し、2試合連続ゴールとなる今季3点目をマークした。1点を追う前半15分にGKの頭上を抜くループシュートで同点弾を決めた27歳は「自分でもびっくりするほど落ち着いていました」と振り返った。

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 天候を利用した狙い通りのゴールだった。この日は強風が吹く中での試合。「風は意識していました」。前半15分、GK一森純が相手フリーキック(FK)をキャッチしたのを見た山下は、相手DFの背後へダッシュ。一森も山下の動き出しを見逃さず、すぐさまロングフィードを送った。

「前半は追い風だったので伸びるかなと思っていたんですけど、いい所に落ちてくれたので、トラップするだけでした」。風に乗ったボールはDFの頭上を超えて、山下の足元に届くと、冷静にトラップ。前に出ていた相手GKを嘲笑うかのような華麗なループシュートを決めて見せた。

 横浜FCは2022年から2年間プレーした古巣。「逆に意識しないようにしていました。ガンバのためだけにプレーしようと思っていました」とあえて考えずに臨んだ。それでも横浜FCのファンから温かい拍手をもらい、「感謝しています」と話した。

 試合は1-1のままで終了し、勝ち点1を分け合った。「この勝ち点1を次に繋げて、また強いガンバを見せたいなと思っています」と4月25日の次戦・FC東京戦へ切り替えた。

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