J2の最新順位「見事な団子状態」 千葉が首位独走…3位から17位まで6差の大混戦「詰まりすぎ」

J2リーグの最新順位票に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
J2リーグの最新順位票に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

千葉が首位を独走

 J2リーグは4月20日までに第10節を終えた。2010シーズンからJ2に所属しているオリジナル10のジェフユナイテッド千葉が首位を走り、2位のRB大宮アルディージャとの勝ち点差「7」をキープしている。

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 Jリーグはどのクラブにも優勝チャンス、降格する危険性もあるといわれるが、今季のJ2もそれを象徴するようなシーズンとなっている。第10節ではMFエドゥアルドのゴールで大分トリニータに1-0で競り勝った千葉が勝ち点3を上積みしたが、2位の大宮はアウェーで4位のFC今治とスコアレスドローとなり、勝ち点差が広がることになった。

 一方で、今季J1から降格してきた3クラブは苦戦が続いている。サガン鳥栖が18位のレノファ山口FCと2-2で引き分け、ジュビロ磐田は16位のブラウブリッツ秋田に1-2で敗れて5位に転落。17位と低迷している北海道コンサドーレ札幌は藤枝MYFCに開始7分に先制されたが、前半のうちに追いつくと、FWアマドゥ・バカヨコの決勝点で逆転勝利を収めて降格圏の山口との勝ち点を「4」に広げている。

 上位陣では、アウェーでロアッソ熊本に1-0で勝利したベガルタ仙台が3位に浮上。徳島ヴォルティスに1-0で競り勝った水戸ホーリーホックもプレーオフ圏内の6位に順位を上げてきた。一方、新スタジアムができてJ1昇格が命題となっているV・ファーレン長崎は、ヴァンフォーレ甲府と1-1で引き分けている。

 今後も激しい順位変動が予想されるJ2。第10節を終えて、3位の仙台から17位の札幌までは、勝ち点がわずか「6差」の大混戦に。SNSでは「おもしろすぎるこのリーグ」「中位は見事な団子状態」「J2魔境だわ」「中位詰まりすぎだろ」「今年はもっとやばいな」など注目のコメントが多く寄せられていた。

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