広島監督が激怒「想像以上に酷い審判」 判定に苦言…選手負傷で「日本は遅れている」

前田直輝が負傷交代「確実にレッドカードを出さないといけないファウル」
サンフレッチェ広島は4月20日、J1リーグ第12節で名古屋グランパスと対戦し1-2で終わった。試合後に広島のミヒャエル・スキッベ監督は「イメージしていた以上に酷い審判のパフォーマンスでした」と判定について不満を口にした。
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スキッベ体制4年目を迎えた広島は、今季開幕から好調を維持。前節ファジアーノ岡山との初の“中国ダービー”で0-1と敗戦も、試合前の時点で5勝2分2敗と上位に位置していた。
そんな広島が最下位と低迷する名古屋ホームに乗り込んだ一戦。前半は広島がボールを保持も決定的なチャンスは作れず。すると同40分にこぼれ球を拾った名古屋FWマテウスに豪快ミドルを沈められて折り返した。
後半も開始3分に自陣ペナルティーエリアでもつれると、最後は再びマテウスにネットを揺らされた。反撃に出たい広島は同16分にMF菅大輝とFW前田直輝を投入。しかし同25分のカウンターの場面で前田がボールを運ぶと、足を滑らせた名古屋FW永井謙佑が手で前田を倒した。前田は足を痛めてそのまま交代となった。
スキッベ監督は試合後の会見で「イメージしていた以上に酷い審判のパフォーマンスでした。主審は3メートル前で見ていて、確実にレッドカードを出さないといけないファウルだった」と言及。「VARも10回以上は見ないといけないシーンですが、それでもそういう状況でした。フィールドの上で正確に判断するところで、日本のサッカーは遅れをとっていると思います」と怒りが収まらなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)
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