ユベントス副会長ネドベドがチームに警鐘 「モナコは危険。よく走り、恐れを知らず…」
1997-98シーズンにも準決勝で対戦
「ユーベは非常によく集中しているし、選手たちはこの大会でまだ長い旅を行けるところまで続けたがっている。2試合のどちらも失敗できないのがCLだが、まだ少しの時間がある。バルセロナとのゲームで我々は平常心を失うことなくプレーし、無失点で終えた。私は、チームに最大限の信頼を持っている」
ネドベド副会長はこう語り、突破への自信を見せた。1997-98シーズンにも準決勝で対戦した両者だが、当時のモナコは後にアーセナルなどで活躍するFWティエリ・アンリが新鋭として活躍していた。奇しくも、現在のムバッペは“アンリ2世”とも名高い。その時の対戦では、ユベントスのエースだったFWアレッサンドロ・デル・ピエロの初戦ハットトリックや第2戦の芸術的なジャンピングボレーシュートなどの活躍もあり、ユベントスが勝ち抜けを決めた。
ユベントスは1995-96シーズン以来の欧州王者の座を奪還するべくモナコとの対戦に臨むが、バルセロナ攻撃陣を完封した最強の守備陣は、勢いに乗るモナコの若手アタッカー軍団をも封じ込めるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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