CL4強カード巡り舌戦 スペイン紙が“マドリードダービー陰謀論”主張も、イタリア紙「難癖だ」
「ガゼッタ」紙は「全てがノーマルだった」
しかし、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、この「AS」紙の報道を受けて「全てがノーマルだった」と抽選に関する疑惑はないと主張した。同紙は「ラッシュは全てのボールを取る時に同じリアクションをしているし、ボールが抽選ケースの中に入れられる場面まで公開されている」とし、さらに「彼らは“ダービー”を準決勝ではなく決勝でやりたかっただけの難癖だろう」とスペインから届いた陰謀論を否定している。
昨季のマドリード勢の決勝カードは、世界中に“スペイン勢強し”の印象を与えた。その再現を望んでいたのかもしれないが、好意的に考えれば今季も1チームが必ず決勝を戦う権利を得たとも言える。スペイン紙とイタリア紙は、注目のベスト4以降の戦いに向けて早くも火花を散らしていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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