CL4強カード巡り舌戦 スペイン紙が“マドリードダービー陰謀論”主張も、イタリア紙「難癖だ」
「AS」紙が動画付きの記事で抽選結果に噛みつく
UEFAチャンピオンズリーグは21日に準決勝の組み合わせ抽選会が行われ、“マドリードダービー”となったレアル・マドリード対アトレチコ・マドリードのスペイン勢対決と、ユベントス対モナコの対戦が決まった。これを受けて、スペイン紙とイタリア紙が舌戦を繰り広げている。
まず噛みついたのはスペイン紙「AS」だった。抽選のボールを引いた元ウェールズ代表FWイアン・ラッシュ氏に向けて「ラッシュ、どのボールが熱くなっていたんだ?」と、このスペイン勢対決が“仕組まれていた”との陰謀論を展開している。
ラッシュ氏は、4チームの中で最初にレアルの名前が入ったボールを引いたが、「そこでの動きは平常だった」とした。問題視しているのは2個目のボール、レアルの対戦相手を引いた時のアクションだ。ラッシュ氏は目線をボールに向けなかったが、「3個のボールの中から他のボールをどかすようにしてアトレチコの名前が入ったボールを取った」と、その手元の動きを動画付き、それも3回に渡るリプレイで疑惑を指摘している。
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