「僕のことはどうでもいい」 暫定指揮の豪出身コーチが強調する“方向性”「急な変化はない」

横浜F・マリノスが新たなスタートを切った【写真:FOOTBALL ZONE編集部 】
横浜F・マリノスが新たなスタートを切った【写真:FOOTBALL ZONE編集部 】

横浜FMは18日にホーランド監督を解任した

 横浜F・マリノスは4月19日、20日に埼玉スタジアム2002で行われるJ1リーグ第11節・浦和レッズ戦に向けて、横須賀市内で前日練習を行なった。

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 スティーブ・ホーランド監督の解任を受け、18日から暫定的に指揮を執るパトリック・キスノーボヘッドコーチは「昨日、今日で色んなことがありましたけど、試合は続きますし、それに向けて自分たちがどこの方向性に向かっていかなきゃいけないか、今一度確認した所です」と話した。

 オーストラリア出身のキスノーボコーチは、現役時代はイングランドのレスター・シティやリーズ・ユナイテッドなどで、主にセンターバックとしてプレー。引退後はフランス1部トロワで2シーズン監督を務めた。豊富なキャリアを持つが「僕のことはどうでもいいです。明日の試合のことが本当に大事」と試合に集中していることを強調。「自分の中では100%チームに打ち込む、ハードワークさは要求したい」と語った。

 この日の練習では冒頭15分が公開され、選手に積極的な声掛けをし、チームの雰囲気を盛り上げる姿が印象的だった。「チームとして一人一人を見ていますし、ひとつのチームとして戦っていくことが大事。選手たちは一人一人の質はありますし、だからここにいる」。20日の浦和戦に向け、「試合まで時間がないので、急な変化というのはないですが、我々がやっていることをとにかく信じてやっていきたい」と意気込んだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)

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