リバプールが日本代表獲りへ「再び動く」 “関心継続”を海外報道「新たなオファーを出すだろう」

サラーが契約延長も久保に関心継続か
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の去就問題がさらに過熱している。エジプト代表FWモハメド・サラーの“後継者”としてのリバプール移籍は契約延長によって沈静化したかに思われたが、スペインメディアは「リバプールが再び獲得に動く」とその動きに注目している。
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久保はソシエダの攻撃の中心を担っており、その活躍ぶりから今夏の移籍市場で引く手あまたとなる可能性がある。チームが現在ラ・リーガで9位と苦戦を強いられ、来季の欧州カップ戦出場権獲得に黄色信号が灯っていることも移籍の噂に拍車をかけている。
特に久保の移籍先として盛んに取り上げられていたのはイングランド1部リバプールだった。右ウイングのエジプト代表FWサラーが今季限りで退団する可能性があったため、それに代わるアタッカーとして同じ左利きの久保が候補となっていたが、サラーは先日クラブとの契約延長を発表していた。
しかし、サラーの残留が決まった今でもリバプールは引き続き久保獲得の動きを進める可能性があるようだ。スペインメディア「GOL DIGITAL」は「チームの関係者は、日本人スター選手のチーム離脱の可能性について懸念を表明」と見出しを打ち、「
久保建英は今夏の移籍市場で依然として最も注目される選手の一人である」と言及。「モハメド・サラーは契約を延長したばかりだが、アルネ・スロット監督は新たなアタッカーを求めている」としたうえで、「タケ・クボはリバプールが求める攻撃を強化する選手であり、レアル・ソシエダに対して新たなオファーを出すだろう」と伝えていた。
久保の獲得には最低でも6000万ユーロ(約97億円)が必要と言われる。リバプールは最近サラーに加え、キャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクと主力選手との契約延長をまとめた。来季に向けて着々と準備を進めるなかで、23歳の日本代表MFも新戦力として迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)