初代セーブ賞「光栄です」 GKに新たな特権、J盛り上げるきっかけの1つに「なかなかJリーグでもなかった」

小島亨介が2・3月の月間ベストセーブ賞を受賞【写真:徳原隆元】
小島亨介が2・3月の月間ベストセーブ賞を受賞【写真:徳原隆元】

小島亨介が2・3月の月間ベストセーブ賞を受賞した

 Jリーグは4月15日、2月と3月の月間表彰を発表した。今季から「月間MVP」「月間ベストゴール」「月間最優秀監督賞」「月間ヤングプレーヤー賞」に加えて「月間ベストセーブ賞」が新設されたなか、柏レイソルのGK小島亨介が初代・月間ベストセーブ賞を受賞。小島は18日の練習後に、初受賞について話してくれた。

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 受賞の対象となったシーンは、3月2日に行われたJ1リーグ第4節の浦和レッズ戦。前半アディショナルタイム、FW前田直輝に抜け出されて大ピンチを迎えるも、小島が最後までシュートコースを見極め、右手一本で超絶セーブ。浦和に攻め込まれる時間帯が続いていたなかで、嫌な流れを断ち切るセーブでもあった。

 小島はこのシーンについて「自分の狙い通りのプレーができたのかなと思います」と振り返り、「練習でああいう状況をやってますし、そのなかで自分が意識していることがそのまま試合に出せた。積み上げているものが結果として表れて非常に嬉しかったです」と取り組んできたことが発揮できたと手応えを口にした。

 そして、小島は月間ベストセーブ賞の新設について「新しく作っていただいたことにまず感謝したい」と話す。

「今年からこういうGKの賞を新しく作っていただいたっていうことで、(これまで)なかなか、Jリーグでもなかったのでそういうものが。新しく作っていただいたことにまず感謝したいですし、そこの初代というところで本当に嬉しいです。光栄です」

 昨季のリーグ戦では素晴らしいゴールが毎節決まり、月間ベストゴール賞がSNSを中心にJリーグ全体を盛り上げる1つのきっかけになっていた。今季はそこに、月間ベストセーブ賞が”GKに与えられた特権”として加わり、昨季とは違った視点からJリーグを盛り上げるきっかけになるはずだ。

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