19歳日本人が衝撃弾…欧州舞台で「キャリアで最も重要なゴール」 本人も興奮収まらず

スウェーデン1部ユールゴーデン小杉啓太、ECL準々決勝第2戦で右足ミドル
スウェーデン1部ユールゴーデンに所属のU-20日本代表DF小杉啓太が、殊勲のゴールを決めて欧州カップ戦4強入りに貢献した。現地時間4月17日にラピド・ウィーン(オーストリア)とUEFAカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝第2戦で対戦すると、2試合合計スコアを同点に戻す右足ミドルを決めた。
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小杉は湘南ベルマーレの下部組織出身で、昨年3月にスウェーデンへ移籍している。第1戦を0-1で落としたチームは前半早々に相手が退場者を出したことで優位な展開に。一度は同点ゴールとするも、オウンゴールがありトータルスコアが1-2のビハインドで後半の時間が進んだ。そして後半32分、コーナーキックの相手クリアに反応した小杉は、ペナルティーアーク内から右足ダイレクトのミドルシュート。これがゴール左上に吸い込まれた。
チームは延長戦で2点を追加し、トータル4-2で勝利。これにより、準決勝ではイングランドの強豪チェルシーとの対戦が決まった。
欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトで「見事なシュートだ」とレポートされた一撃を決めた小杉は、同サイトに向け試合後に「最高のゲームで、嬉しい。ほかに何も言えない。右足でのラッキーなゴールだった。キャリアの中で最も重要なゴールだったと思う。チェルシーとの対戦は大きな経験になると思う。そのような素晴らしいチームと対戦したことはない。もちろん厳しい試合になるだろうけど、チームとしてチェルシーに勝つことはできると思う」とコメントしている。
欧州の舞台で活躍する若き期待のサイドバックは、チェルシーとの大一番でも躍動する姿が期待される。そして、この一撃が欧州内でのステップアップにつながる可能性も十分だ。