富山GK田川知樹はPK戦で大活躍

　J2カターレ富山は4月16日に行われたルヴァンカップ1stラウンド2回戦で前回王者のJ1名古屋グランパスをPK戦に末に撃破するジャイアントキリングで3回戦へ進出。富山のGK田川知樹はPK戦で「止めて蹴って」の大活躍でチームを勝利に導いた。

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　富山のホームで行われた一戦はお互いにスコアレスのまま延長戦に突入。すると、延長前半9分に富山が右クロスからFW武颯のゴールで先制する展開となった。王者の意地を見せたい名古屋も、失点の2分後にMFマテウス・カストロが強烈なミドルシュートを叩き込んで同点に。1-1のまま120分を終え、結果はPK戦に委ねられた。

　ここで輝きを放ったのがGK田川だった。先攻の富山は1人目の武が失敗していたなか、田川は名古屋4人目DF宮大樹のキックを抜群の反応でストップ。さらに6人目のキッカーとして登場すると、ゴール右上隅の絶妙なコースに成功させた。最後は名古屋7人目のDF佐藤瑶大のキックが枠外に外れ、富山がPKスコア6-5で熱戦を制した。

　田川はまさに「止めて蹴って」の大活躍。2月・3月度のJ2 「月間ベストセーブ」賞を受賞した守護神の活躍が王者の撃破を導いた。ファンからも「ガチ凄かった」「月間MVP選ばれた理由がわかる」「誇り」「キックえぐいな」「凄いな」と反響を呼んでいる。