リバプールには「高すぎる」 三笘へ関心噂も…150億円の移籍金ネックと専門メディア指摘

リバプールから関心も実現は低いと予想
イングランド1部リバプールは、2024-25シーズンのプレミアリーグ優勝をほぼ手中に収めている。そうしたなか、すでに来シーズンへ向けた補強が話題になっている。イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫も補強候補として報じられているが、リバプール専門メディア「Rousing the Kop」が実現の可能性を予想した。
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アルネ・スロット監督が率いるリバプールは、新監督就任1年目でプレミアリーグ優勝を成し遂げようとしている。クラブのOBである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、夏の移籍市場でリバプールが6選手を新たに補強するという見解を述べているが、複数の補強が行われるとみられている。
そして、その一人として見られているのが三笘である。英メディア「Team Talk」によれば、リバプールやサウジアラビアのクラブから関心を寄せられている三笘は、ブライトンを離れる見込みであり、移籍金は8000万ポンド(約150億円)になると見られている。
キャラガー氏は、今季のチェルシー戦でのプレーから三笘を「メッシのよう」と表現したが、今もプレミアリーグで対戦相手の脅威となっている。昨夏もリバプールへの移籍が話題になった三笘だが、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザに退団の噂があることも、彼の補強が話題になる要因となっているようだ。
2022-23シーズンにロベルト・デ・ゼルビ監督の下で大ブレークした三笘は、当時プレミアリーグで最もエキサイティングなタレントと評された。しかし、そのシーズンから2年が経った今は、そこまでのインパクトを残せていない。記事では「三笘がプレミアリーグのスターになったとしても、ブライトン側が要求する8000万ポンドはリバプールが検討するにはあまりにも高すぎる」と触れ、「27歳という年齢も三笘はリバプールが今夏に求めている新アタッカーのプロファイルには当てはまらない。さらにブライトンの8000万ポンドという要求額からもより良い選択肢がスロット監督のチームにはある」と、実現の可能性を否定的に報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)