日本人が英席巻? 3カテゴリーで優勝の可能性…ファン注目「これはすごい」「珍しい」

バーミンガムは優勝、リバプールとリーズも首位を走る
今季のイングランドのサッカーリーグでは、最上位のプレミアリーグから2部相当のチャンピオンシップ、3部相当のリーグ1まで上位3カテゴリー全てで日本人の所属するクラブが優勝する可能性が残っている。
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プレミアリーグでは日本代表MF遠藤航が所属するリバプールが32試合で勝ち点「76」を積み上げ、DF冨安健洋が所属する2位アーセナルに13ポイント差をつけて首位を独走中。5シーズンぶりの戴冠に迫っている。次節アーセナルが敗れ、リバプールが勝利した場合、残り5試合で両者の勝ち点差が「16」に広がるため、最短で来週4月20日にも優勝が決まる。アーセナル逆転優勝はかなり厳しい状況とはいえ、すでに3位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点57)以下に逆転優勝の可能性はないため、いずれにしてもプレミアリーグは日本人所属クラブがタイトルを掴むことは確定している。
2部チャンピオンシップでは昨夏に日本代表MF田中碧が加入したリーズ・ユナイテッドが残り4試合の時点で首位に立っている。2位バーンリーとは勝ち点88で並んでおり、リーズは得失点差で上回っているだけという大接戦を繰り広げている。チャンピオンシップは上位2クラブがプレミアリーグへの自動昇格となる。現在勝ち点83で3位につけるシェフィールド・ユナイテッドも含めた熾烈な上位争いからは最後まで目が離せない。
そして、3部リーグ1ではMF岩田智輝とMF横山歩夢(ベルギー1部ヘンクへ期限付き移籍中)が所属するバーミンガム・シティがすでに優勝と2部昇格を確定させている。セルティックから加入した岩田は34試合で5得点1アシストと出色のパフォーマンスを披露して、年間MVPの有力候補との声が上がるほどの活躍ぶりだ。
ファンからも「珍しい」「夢を見せてくれ」「さすが」「可能性が高いし面白い」「これはすごい」とコメントが寄せられた。今季からイングランドで多くの日本人選手がプレーする選手が急増しているが、上位3カテゴリー全てのチャンピオンチームに日本人選手が所属する快挙が実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)