磐田DFリカルド・グラッサが母国メディアで語った

　J2ジュビロ磐田に所属するブラジル人DFリカルド・グラッサが母国メディアのインタビューで日本での生活を「本当に気に入っている」と語った。

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　リカルド・グラッサは2022年シーズンから磐田でプレー。今季で日本でのキャリアは4シーズン目を迎えた。4月9日のルヴァンカップで実現したJ1清水エスパルスとの静岡ダービーでは決勝点を決めて、チームの勝利に貢献した。

　28歳のDFはブラジルメディア「NETVASCO」のインタビューに応じ、ダービーでの貴重な得点について「1ヶ月間の負傷から復帰したばかりでとても重要なものだった。復帰戦での勝利、それも6年間勝っていなかったダービーで決勝点を決めることができた。一生忘れられない瞬間になった」と喜びを語った。8月には第2子も誕生する予定で「本当に特別な意味があるゴール。まだお腹の中にいる娘に勝利を決めるゴールを届けられたことは一生心に残る」とも話していた。

　磐田との契約は今シーズンいっぱいで、以降の去就は未定となっている。将来について「正直にいえばまだわからない」としたうえで、「ブラジルは大好きだけど家族は日本が大好きだし、すでにここでの暮らしに順応している。様々な要素によって決まることだが、家族と話し合って決めることになれば、それが正しい決断になるだろう」と語った。

　前節のロアッソ熊本戦が磐田での記念すべき100試合目の出場となった。「はじめは日本に来るなんて考えてもいなかったが、すぐに馴染むことができて、今ではとても気に入っている」と日本での生活が充実していると明かしていたリカルド・グラッサ。J1昇格を目指す磐田でのさらなる活躍が期待される。