リバプールが新たな日本人に関心か 要求額は151億円…鍵を握る“参加資格”「必須だろう」

ブライトンで活躍する三笘薫【写真:IMAGO / Sports Press Photo】
ブライトンで活躍する三笘薫【写真:IMAGO / Sports Press Photo】

三笘薫へリバプールが関心と現地報道

 イングランド1部リバプールが同1部ブライトンで活躍する日本代表MFの三笘薫の獲得に関心を示していると英メディア「TEAMtalk」が報じた。

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 記事によれば、リバプールは三笘を長期的にターゲットとして追い続けており、左ウイングでFWルイス・ディアスやFWコーディ・ガクポとポジションを争う戦力として今夏、獲得に動く可能性があるという。

 三笘に対しては今年1月にサウジアラビア1部アル・ナスルから5400万ポンド(約104億円)のオファーが届くなど世界的にも注目を集める存在となっている。リバプールへの移籍は大きなステップアップといえそうだが、鍵となるのはブライトンの今季の成績となるかもしれない。レポートには次のように記されている。

「もしブライトンが彼らのスター選手たちを引き止めたいのであれば、ヨーロッパ(カップ戦)への参加資格は必須だろう。三笘はそのカテゴリーにフィットする選手であり、強い関心を集めている」

 三笘がブライトンに残るかどうかは、来季の欧州カップ戦出場権を手にできるかどうかに懸っていると予想されていた。米メディア「ジ・アスレティック」も同様に「ヨーロッパへの参加資格が重要になるだろう」として三笘の去就問題について取り上げていた。

 ブライトンは32節を終えた時点でプレミアリーグで10位。UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の5位マンチェスター・シティと7ポイント差、UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の6位チェルシーと6ポイント差で、権利を手にするためには今後一つも勝点は落とせない状況だ。

 なお、ブライトンは三笘の売却に8000万ポンド(約151億円)を要求すると伝えられている。2019−20シーズン以来5年ぶりのプレミアリーグ制覇に近づくリバプールは、リーグでも屈指のウイングへと成長した三笘の獲得で攻撃陣のさらなる強化を果たすことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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