8日に27年夏までの契約延長が発表

　イングランド2部コベントリー・シティのFW坂元達裕は先日、クラブとの契約を2027年夏まで延長した。チームを率いる元イングランド代表のフランク・ランパード監督は28歳の日本人MFに対して「カンテを思い出させる」と賛辞を送っていた。現地メディア「Coventry Live」が報じている。

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　坂元は2023年夏にベルギーのオーステンデからコベントリーに完全移籍し、1年目から攻撃の中心として活躍している。昨季終盤は負傷で長期離脱を余儀なくされたが、今季は公式戦41試合にコンスタントに出場。4得点5アシストをマークしている。現地時間4月8日に27年夏までの契約延長が発表されていた。

　コベントリーを率いるランパード監督は坂元について「（契約延長は）彼がファンタスティック（素晴らしい）な選手だからだ。彼の仕事量は信じられないほどで、彼のプロ意識の高さや手のかからない性格も唯一無二だ。これほど親しみやすく、笑顔で、毎日全力を尽くしてくれる選手と一緒に働いたことはないと思う。本当に優れた人間性を持っている。みんな彼のことが大好きだ」とピッチ内における働きぶりとその人間性に対して惜しみない賛辞を送っていた。

　さらに指揮官は「彼は少しエンゴロ・カンテを思い出させる」と坂元に古巣チェルシー時代の教え子であるフランス代表MFの姿を重ねた。「彼らは毎日どんな小さなことも欠かさず、素晴らしいプレーをする。とても優しく、よく笑うからみんなから冗談を言われたりもする。それが本当に心地良いんだ」。坂元はカンテ同様に同僚からも愛され、チームにポジティブな影響を与える選手として絶大な信頼を寄せられていた。