英名門が22歳日本人を「熱望している」 関心再燃…現守護神に「満足するとは考えられない」

英メディアが指摘するアンドレ・オナナへの不安
イタリア1部パルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶に対し、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドが再び獲得を狙っていると英メディアが報じた。パルマ1年目での活躍によって、クラブが求める守護神として改めて評価されているようだ。
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鈴木は2023年夏に浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ期限付き移籍。当時、ユナイテッドから獲得オファーがあったが、出場機会を求めた鈴木はこれを拒否してベルギー行きを選んだ。そして、現在は昨夏に加入したパルマで不動のレギュラーの座を掴んだ。
一方のユナイテッドは23年に獲得したGKアンドレ・オナナがゴールマウスを守っているが、元インテルのカメルーン人GKは失点に関与するミスが度々クローズアップされるなど、不安定なパフォーマンスが続いている。ユナイテッド専門メディア「UNITED IN FOCUS」は「クラブが来年もオナナで満足するとは考えられない」とし、「日本人の鈴木彩艶との契約に再び強い関心を持っている」と報じた。近年の鈴木の成長ぶりについて「(鈴木は)マンチェスター・ユナイテッドを断ってからワールドクラスになった」と伝えている。
英メディア「Caughtoffside」も「ユナイテッドは以前に断られた22歳を熱望している」と鈴木の去就を特集。ここでも「アンドレ・オナナでは物足りない」「ユナイテッドが主要なトロフィーを求めるのであれば、より良い選手が必要だ」と現守護神への不安が指摘されており、鈴木の存在が注目を集めている。
日本からベルギー、そしてイタリアと着実にステップアップを果たしてきた鈴木。森保ジャパンでも不動の地位を築く男の去就は今夏も注目トピックとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)