J1町田、1位→7位まで急転落…国立で浦和に0-2で黒星 3連敗→7戦6勝の福岡が単独首位

浦和は今季初のアウェー勝利、国立競技場での未勝利も3試合でストップ
浦和レッズが今季初のアウェー勝利を挙げた。4月13日のJ1第10節でFC町田ゼルビアと国立競技場で対戦した浦和は2-0の勝利を収めた。一方の町田は、前節終了時点の首位から7位まで陥落する結果になった。
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ここまでの9試合でアウェー6戦未勝利だった浦和は、MFサミュエル・グスタフソンをボランチの一角に起用し、MF渡邊凌磨をトップ下へ。そして最前線にFW松尾佑介を据えた。そのゲームは前半15分、浦和が右コーナーキックを得るとMF金子拓郎がショートパスで始め、MFマテウス・サヴィオがゴール前へ低いボールを供給。そこにDFマリウス・ホイブラーテンが左足で合わせ首尾よく先制に成功した。
ロングボールの多い町田に対して浦和が最終ラインで跳ね返した後のセカンドボールの争いで優位に立った。そして前半38分、GK西川周作が低いボールでピッチ中央を通すと渡邊がフリック。そこに反応した松尾が一気に抜け出してGKとの1対1を制して追加点を挙げた。スピードのある松尾を最前線に起用したマチェイ・スコルジャ監督の采配がゴールにつながる形になった。
前半終了間際には町田がゴール前にボールを入れて圧力をかけたが、西川が相手の足下にあるボールに飛び込むなど決死のセーブを連発してゴールを許さず。後半に入ってもロングボールの多い町田に対して浦和がうまく受け止めながら試合を進め、グスタフソンの入った中盤は緩急のあるつなぎで安定した。
このまま2-0で浦和が勝利し、今季7試合目にして初のアウェー勝利を挙げ、国立競技場での未勝利も3試合でストップした。一方の町田は後手に回る展開を打ち破ることができず、今季3敗目で得失点差により7位まで一気に順位を下げた。開幕3連敗の後、7戦6勝と勢いに乗るアビスパ福岡が単独首位となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)