“5戦3発”日本人FWに「チャンスは一度で十分」 今季2桁目前…冷静技あり弾に英喝采

大橋祐紀がチームの2か月ぶり勝利に貢献
イングランド2部ブラックバーンは現地時間4月12日にルートン・タウンと対戦し、1-0で勝利した。リーグ戦9試合ぶりの白星を導く決勝点は、2試合連続ゴールとなったFW大橋祐紀の一撃。現地メディアでは「チャンスは一度で十分」「冷静なフィニッシュ」と日本人ストライカーの活躍が称えられていた。
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ブラックバーンはおよそ2か月にわたって白星から遠ざかっていた。下位に沈むルートンとのアウェーゲームも前半をスコアレスで折り返す展開となったが、後半7分に試合の均衡が破れる。
中盤の激しいプレスでボールを奪うと、素早く前線へボールを展開。そして、DFラインの背後に抜け出した大橋がGKの脇を抜く右足アウトサイドのシュートでゴールネットを揺らした。技ありの一撃は2試合連続となる今季リーグ戦8得点目。これが決勝点となった。
現地紙「Lancashire Telegraph」の選手採点では大橋にチーム3位タイとなる7点がつけられ、「前半はチャンスが限られていた。しかし、ブレークのあとで彼が結果を出すのにチャンスは一度で十分だった。冷静なフィニッシュでカミンスキを破った」と評されていた。
シーズン中盤は負傷離脱もあって思うように結果が出なかった大橋だが、これで直近5試合3得点と調子を一気に上げている。カップ戦も含めれば今季35試合で9得点。欧州挑戦1年目での二桁ゴールが目前となっている。
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