長谷川監督が24歳DFに苦言「守備もお粗末」 失点シーンは「スライディングする必要全くない」

長谷川健太監督が三國ケネディエブスについて言及【写真:柳瀬心祐】
長谷川健太監督が三國ケネディエブスについて言及【写真:柳瀬心祐】

名古屋DF三國の対応に言及

 名古屋グランパスは4月12日、J1リーグ第10節でガンバ大阪と対戦し0-2で敗れたなか、名古屋の長谷川健太監督は試合後の会見で1失点目のシーンについてDF三國ケネディエブスの対応を「お粗末だった」と苦言を呈した。

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 名古屋は第7節の横浜FC戦で今季リーグ戦初勝利を挙げその後連勝。それでも前節湘南ベルマーレに敗れ(1-2)、G大阪のホームに乗り込んだ。試合は序盤からG大阪にボールを持たれる時間が続きチャンスを作られるが耐えしのぎ、なんとか0-0で折り返した。

 後半もG大阪に優位に試合を進められ、同18分にMFファン・アラーノのパスをペナルティーエリア内左でFWイッサム・ジェバリに受けられると、対応した三國はスライディングですべるもかわされる。最後はDF野上結貴も入れ替わられて、ネットを揺らされた。

 この失点シーンについて長谷川監督は「ケネディの守備もお粗末だったかなと思ってます」と今季出番が減少し、この試合も後半から途中出場だった三國の対応について冒頭で触れ、「試合前もジェバリの特徴は散々口酸っぱく言ってたんですが、あそこでスライディングする必要は全くないと思いますし、あそこでスライディングしてしまうと、ああいう形で切り返されて、彼の得意な右足で持っていかれる可能性がある」と、ジェバリの特徴を挙げつつ対応の悪さに言及した。

 さらに「あそこに関しては口酸っぱく試合前にそれぞれに言ってたつもりではあるんですが、それが伝わってないということはこちらが伝えきれてないと思うので、そこはもう一度こちらとしてももっともっと徹底して伝えていかなければいけないと思っています」と、徹底できていないチームとしての甘さも出たと振り返った。

 内容も結果も完敗であり、チャンスをほぼ作れずにシュート数もわずか2本に終わったが、ここからどう立て直すのか、次節はホームにサンフレッチェ広島を迎え撃つ。

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