J1史上初の“中国ダービー”、岡山が広島を1-0で下して歴史的勝利! 18歳MFがアウェー初白星もたらす

広島の猛攻を振り切って岡山が初“中国ダービー”で白星
サンフレッチェ広島とファジアーノ岡山は4月12日、J1リーグ第10節で史上初の“中国ダービー”を迎えた。プライドが激突する一戦ではJ1初挑戦の岡山が強敵・広島を1-0下してアウェー初勝利。18歳MF佐藤龍之介が殊勲の一撃を放った。
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新たな伝統が幕を開けた。J1で中国地方のチームが激突。初の顔合わせとなる広島と岡山は序盤から両軍がアグレッシブに攻撃へ繋げる。前半11分には中盤でボールを奪った広島MF越道草太がシュートを放つも枠外。対する岡山も同16分にフリーキック(FK)からチャンスを掴んだが相手の壁に跳ね返されてしまった。
0-0で折り返した後半に試合が動いた。先手を取ったのは岡山。同11分に投入された18歳の佐藤が出場から2分でゴールを奪った。FWルカオが強靭な肉体を生かして前線へ。相手DF2人を振り切ってペナルティエリア内にボールを運ぶと、佐藤がこぼれ球に反応して決めた。18歳MFはJ1初得点から出場2試合連続でゴールをマーク。貴重な先制点をもたらした。
リードを許した広島も怒涛の反撃に出る。同24分には左クロスからFWジャーメイン良がゴール右隅を狙ったシュートを放つも、相手GKスベンド・ブローダーセンのファインセーブに阻まれた。
最後は岡山が守り切って1-0で勝利。J1で初めてアウェーでの白星を掴んで、新たな“伝統”となる史上初の中国ダービーで勝ち点3を積み上げた。これで岡山は5勝目。勝ち点17に乗せ、上位に食い込む快進撃は止まらない。
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