エイバル乾と“元マンU”ポルトガル人FWが激突! 終盤戦の定位置争いを地元メディア予想

乾の一時帰国中に存在感を高めたベベ

 エイバルのMF乾貴士は、第29節ビジャレアル戦(3-2)で今季公式戦初ゴールを決めた直後、クラブの経営的判断によって日本に一時帰国し、安倍晋三首相が主催した夕食会に出席するなどクラブのPR活動に力を貸した。その一方でスペインのサッカーメディア「VAVEL」は、シーズン終盤戦ではマンチェスター・ユナイテッドに所属した経験のあるポルトガル人アタッカーとの、熾烈な競争が待ち受けていると予想している。

 エイバルは日本をはじめとしたアジアでのマーケット拡大戦略に積極的なこともあり、スペイン国王の来日に合わせてクラブ首脳が日本を訪れた。それに伴いシーズン中にもかかわらず乾も帯同することとなり、第30節ラス・パルマス戦、第31節セルタ戦を欠場することになった。

 それまでホセ・ルイス・マルティ監督が主力として起用してきたこともあり、スペインに戻ってからは再び乾が先発に復帰するかと見られていたが、先週末に行われた第32節ベティス戦(0-2)で乾はベンチスタートとなった。不在となった2試合でレギュラーの座を奪ったのは、ポルトガル人FWベベだ。

 ベベは20代前半の頃、ユナイテッドに所属した経歴があり、将来を嘱望されるアタッカーだった。しかしその後はトルコやスペインなどのクラブを転々とし、今シーズンからエイバルの一員となっている。

 

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