2戦連続ノーゴール…G大阪に必要な攻撃再建 「修正してきた」指揮官が着目したポイント

G大阪を率いるダニエル・ポヤトス監督【写真:徳原隆元】
G大阪を率いるダニエル・ポヤトス監督【写真:徳原隆元】

ダニエル・ポヤトス監督が取材に対応

 ガンバ大阪は4月11日、大阪・吹田市内でJ1リーグ第10節名古屋グランパス戦に向けて練習した。ダニエル・ポヤトス監督は3勝1分5敗の14位に沈む中で「ボールを持つこと」をテーマに調整。2戦連続で無得点に終わっている攻撃を中心に「修正してきた」ようだ。

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 2連敗で4戦未勝利。乗り切れていないチームだが、指揮官は「去年と比べてチームは変わった。今年はオフェンシブなチームなのでボールを持たないといけない。そこが大事だと思っている」と現況を説明した。ここまで5敗を喫して14位。名古屋戦に向けては攻撃面の修正にフォーカスを当てた。

「ボールを持たないとチームは苦しむ。そこに着目して修正してきた。今いる選手の状況を把握して、(負傷者が多い)ウイングの選手たちが帰ってきたら本当にガンバの姿を見せられると思っている。今は全員で忍耐強く耐えて、この瞬間を一人一人理解して少しずつ流れを作れるように全員でまとまってやっていきたい」

 保持率を高めて、ボールを運ぶ。今季3得点のFWイッサム・ジェバリを中心に、新加入のFWデニス・ヒュメットを生かすことができるか。前節に負傷から復帰したFW山下諒也は「本当に今週の練習はいい意識でみんなできていた。ダニ(ポヤトス監督)も言っていたので。明日の試合には自信を持って入れると思います」と明かす。FW満田誠は「(前節の)柏戦でも自分がシュートを打てるチャンスというのは何回かあった。実際には自分がパスを出して得点につながっていないので、もっと強引にでもいいからシュートを打ってゴールを狙っていければいいというのは思いましたね」と“解決案”も見出した。

 名古屋戦は試金石。攻撃のガンバを取り戻すことができるか。注目の一戦となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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