レジェンドの引退に「遂にこの時が」 古巣の海外クラブも惜別「次の章での成功願っている」

近賀ゆかりが今シーズン限りでの引退【写真:Getty Images】
近賀ゆかりが今シーズン限りでの引退【写真:Getty Images】

近賀ゆかりが今シーズン限りで現役を引退

 サンフレッチェ広島レジーナは4月8日、なでしこジャパンで2011年のワールドカップ(W杯)を経験しているDF近賀ゆかりが今シーズン限りで現役を引退すると発表した。5月4日に行われる今季最終戦のホーム・ノジマステラ神奈川相模原戦後に引退セレモニーが開催される。

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 近賀は2003年に日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)でキャリアをスタートさせた。INAC神戸を経て、2014年にはイングランドのアーセナルで海外に初挑戦。その後オーストラリアと中国でもプレーし、2021年のWEリーグ元年から広島に所属していた。

 日本代表としても通算100試合に出場して5得点を記録。2011年、なでしこジャパンが初のワールドカップ(W杯)制覇を成し遂げた時の不動の右サイドバックだった。

 近賀はクラブを通じて「今シーズンをもってサッカー選手を引退することを決断いたしました。このサンフレッチェ広島というクラブ、そして広島という街で現役生活を終えられることを心から幸せに思っています。」とコメントを発表している。

 ファンからは「遂にこの時が…寂しくなる」「ゼロからチームの中心としてレジーナを引っ張り戦ってくれてありがとうございました」「レジーナに来てくれてありがとう」「レジーナの基盤を作り上げてくれた偉人」と称賛や感謝のコメントが寄せられた。現在は膝の負傷から復帰を目指してリハビリ中だが、「最終戦にピッチに立つ姿が見たい」と復帰を願う声も多かった。

 通算3シーズンにわたって所属していた古巣のメルボルン・シティも公式Xで「素晴らしいフットボーラー。ありがとう」「次の章での成功願っている」と惜別のメッセージを送っていた。日本女子サッカー界のレジェンドは多くの人に惜しまれながら現役生活の最後を迎えることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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