26歳日本人の幻弾にクラブ苦言「明確にオンサイド」 実況も言及「ゴールが認められるべきだった」

ミドルスブラ戦に出場した田中碧【写真:IMAGO / Pro Sports Images】
ミドルスブラ戦に出場した田中碧【写真:IMAGO / Pro Sports Images】

田中碧の幻弾もリーズは1-0で勝利

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドは、4月8日の第41節でミドルスブラと対戦して1-0で勝利した。辛くも勝ち点3を獲得したリーズだが、この試合では日本代表MF田中碧のゴールがオフサイド判定とされて取り消された。クラブの公式は速報のなかで、明らかな誤審であると判定に対して強い不満を示している。

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 開始早々に先制点を挙げたリーズは、1-0のまま迎えた前半34分だったにもチャンスをつくる。左サイドからのクロスが上がるとゴール前で田中が反応。ゴール前でクロスに合わせてゴールネットを揺らした。

 これで2-0となるところだったが、副審の判定はオフサイド。田中はオフサイドがないことをアピールしていたが、英2部リーグはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入していないため、判定は覆ることなく試合はこのまま進むことになった。

 スポーツチャンネル「DAZN」の実況は「リプレイを見たら田中のゴールが認められるべきだったとわかるだろう」と言い、ハーフタイムで田中に続き、アシスタントレフェリーの姿が映されると「田中碧によるリーズの2点目は認められなかった。この男のオフサイドの判定によるものだ」と、ミスジャッジであることを強調した。

 また、同時にライブ実況をしていたクラブの公式速報も「田中がゴールネットの中にボールを入れたが、オフサイドと判定された。リプレーでは明確にオンサイドであり、試合は1-0のままだ」と、判定への不満をポストしている。

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