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長友の来季サンプドリア移籍実現への障害を伊紙が指摘 「年俸1億8000万円は高すぎる」
インテルの放出要員に挙がる日本代表SB サンプドリア行きの可能性が再浮上も…
インテルの日本代表DF長友佑都は来季のチーム構想から外れ、放出要員になったとイタリアメディアで報じられている。移籍先候補にサンプドリアが浮上しているが、移籍実現には大きな障害が存在するという。地元紙「ラ・レプブリカ」が報じている。
サンプドリアはこれまでも数回にわたって長友の獲得を目指していた。レギュラーを失っている時期の移籍市場では、何度も名前が上がっており、長友はサンプドリアから高い評価を手にしている。
15日に行われたACミランとのミラノダービーでは、リーグ戦で10試合ぶりにスタメン出場を果たし、対峙したミランの右ウイング、FWスソのマーカーとして90分間奮闘したが、イタリアメディアでは来季の放出リスト入りが盛んに報じられている。2-2のドローに終わったミラン戦後、長友も「将来のことは分からないので。移籍するかもしれないし、残るかもしれない。どうなっても僕は自分のやるべきことをやるだけ」と来季残留を明言できなかった。
“インテル愛”を貫けない可能性が浮上する現状で、イタリア語堪能でコミュニケーションに不安のない長友にとって、サンプドリア移籍はより多くの出場機会を手にできる悪くない選択肢だ。だが、今年31歳になる男には、移籍へのハードルが存在するという。記事では「長友のインテルでの年俸は150万ユーロ(約1億8000万円)。サンプには高すぎる」と報じられている。
経営状態が苦しいクラブの多いイタリアで、長友の年俸は31歳のベンチ要員としては高いというのが市場評価のようだ。日本が誇るサイドバックは、どんな新天地に向かうのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images