降格決定で去就どうなる? W杯まであと1年…日本人DFにイタリア方面から熱視線

イタリアからの関心が伝えられた菅原由勢【写真:Getty Images】
イタリアからの関心が伝えられた菅原由勢【写真:Getty Images】

DF菅原由勢が所属するサウサンプトンの2部降格が決定した

 日本代表DF菅原由勢が所属するイングランド1部サウサンプトンは現地時間4月6日のプレミアリーグ第31節でトッテナムに1-3で敗北。プレミアリーグ史上最速での降格が決まった。菅原は後半28分から出場していた。

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 今季サウサンプトンが手にした白星は31試合のうちわずかに2つで、4つの引き分けと合わせても積み上げた勝点は「10」。残り7試合で、残留ラインの17位ウォルバーハンプトンとの勝ち点差が「22」に広がったため、降格が決定した。7試合を残して降格が決まったのはリーグ史上初となる。

 なお、プレミアリーグでのシーズン最少勝点は2007-08シーズンのダービー・カウンティで「11」。サウサンプトンは残り試合で勝点を「1」でも獲得できなければ、さらなる不名誉な記録を残すことになる。英公共放送「BBC」によれば、サウサンプトンのイバン・ユリッチ監督は試合後に「その記録は回避しなければならない。我々はベストを尽くす。そうなってはいけない」とコメントを残していた。

 こうなると注目されるのが菅原の去就だろう。3月25日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選第8節サウジアラビア戦の裏で、イタリア1部ナポリが菅原の獲得に興味を示しているというニュースがイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によって拡散された。

 さらに、サウサンプトンへの移籍が決まる以前からインテルやアタランタも関心を持っていると伝えられており、菅原にはイタリアから熱視線が向けられている。W杯を1年後に控えるなかで迎える重要なシーズンを前に、24歳の右サイドバックはどのような決断を下すだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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