日本人27歳が中国で”大黒柱”に 3戦1G2Aの躍動で国内熱狂「代表に彼がいれば」

遼寧鉄人でプレーする邦本宜裕(写真はカーザ・ピア在籍時)【写真:Getty Images】
遼寧鉄人でプレーする邦本宜裕(写真はカーザ・ピア在籍時)【写真:Getty Images】

邦本宜裕の活躍で遼寧鉄人が勝利

 中国甲級リーグ(2部リーグ相当)の第3節が4月6日に開催された。遼寧鉄人に所属するMF邦本宜裕は、ホームでの延辺龍鼎戦に先発フル出場し1ゴール1アシストを記録。この活躍に国内で反響が寄せられている。

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 浦和レッズ下部組織出身で現在27歳の邦本。2015年にアビスパ福岡でプロキャリアをスタートさせると、その後は全北現代(韓国)、カーザ・ピア(ポルトガル)、ジョホール・ダルル・タジム(マレーシア)を経て、昨年に遼寧に加入した。移籍初年度はリーグ戦30試合のうち25試合に出場し、4ゴール7アシストを記録している。また、今季から遼寧のキャプテンに就任したほか、エース番号10を任されているなど、クラブから大きな評価を受けている。

 そんな邦本は延辺龍鼎戦で、前半22分にクロスでFW藏一鋒(ザン・イーフェン)の先制点をアシスト。前半のうちに一度は同点に追いつかれるも、後半17分に邦本が直接FKを決め今季初得点をマークした。これが決勝点となり、遼寧が2-1で競り勝っている。

 試合後、SNS上にはファンから「邦本を見ると、香川真司を思い出す。中国甲級リーグでは頭一つ抜けている」「彼は中超(1部リーグ)でもトップレベルだ」「中国代表に10人彼レベルの選手がいれば、日本代表に7点も取られることはなかっただろう」など、絶賛の声が続々と寄せられた。

 邦本は加入2年目の外国人選手ながら名実ともにチームの大黒柱となっている。開幕戦でもゴールを演出し、ここまで3試合1得点2アシスト。チームは2勝1敗で16チーム中4位につけており、この調子が続けば1部昇格も現実的だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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