プレミア勢には売却しない! 去就注目のエース慰留へ、アーセナルが必死の抵抗

サンチェス獲得へチェルシーやマンCが名乗りも、国内移籍は拒否の姿勢を示す

 アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、今季終了後にチームを離れる可能性が浮上しているが、国内移籍には「ノー」が出された模様だ。英紙「ザ・サン」が報じている。

 チームは現在、20年以上の長期政権を築いたアーセン・ベンゲル監督の去就問題で揺れている。サンチェスはよりタイトル獲得の可能性が高いクラブへの移籍を希望しているとされ、様々なビッグクラブの名前が移籍先候補として挙げられてきた。

 そのなかでも、同じプレミアリーグのチェルシーとマンチェスター・シティから“激しいプレッシング”をかけられているとされたが、アーセナルは最後の抵抗として国内移籍には応じない方針を固めたという。

 現在、サンチェスに対して最も獲得への興味を強く持つのはフランス王者パリ・サンジェルマンだとされる。ベンゲル監督はなんとしてでもサンチェスをチームに残すことを望んでいるものの、自身の足元がぐらついている状況では、影響力も強く発揮できていない模様だ。

 これまでの報道ではイタリア王者ユベントスも獲得に興味を示しているとされたサンチェスは、アーセナル残留か国外のトップクラブ移籍かの2択を、シーズン後に迫られることになるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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