J1町田が一部報道に対する調査報告書を公開 藤田社長がパワハラ騒動を否定「私も覚悟を決めて」

藤田晋社長(左)が黒田剛へのパワハラ報道を否定【写真:産経新聞社】
藤田晋社長(左)が黒田剛へのパワハラ報道を否定【写真:産経新聞社】

藤田晋社長が今回の一件について経緯を説明した

 J1のFC町田ゼルビアは4月6日、一部週刊誌で報じられた黒田剛監督のパワハラ報道について、特別調査委員会の調査報告書を公開した。

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 3月17日に株式会社光文社から質問状が届いたことを受け、クラブは利害関係のない特別調査員会を設置した。調査報告書によると、ヒアリングは黒田監督、原靖フットボールダイレクターをはじめとした強化部やトップチームのコーチ、トレーナーやマネージャー、広報部などを対象に3月25日から4月4日までの間で行われた。

 調査報告書は最終的に「本質問状に記載されている事実はほとんどが認められず、一部認められる事実についても、パワー・ハラスメントには該当しない」と結論を出した。

 また藤田晋社長が自身の「note」にて今回の経緯について説明。クラブに質問状が届いてから、6日までの間に発生した週刊誌記者とのメールでのやりとりを公開。「並行して訴訟も行いますが、訴訟には長い時間がかかり、たとえ勝ったとしてもその時にはもう手遅れです」と、今後の対応についても説明している。

 最後には「いつも1人で批判の矢面に立ちながら、FC町田ゼルビアを快進撃に導いてきた監督がそんな目に遭うのを、いくらなんでも指を咥えてみているわけにはいきません。なんとしても阻止するために、私も覚悟を決めてこの記事を書いています」と黒田剛監督への想いを綴り、「調査委員会の報告書の内容は非常に赤裸々ではありますが、それを読んでいただければ、いかにこの記事が酷いものであるか、わかってもらえると思います」と締め括った。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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