町田と川崎の“上位対決”は壮絶ドロー…6戦負けなしで首位浮上 試合前にはSNSで声明を発表

DF岡村大八とFW西村拓真がゴールも2-2のドロー決着
FC町田ゼルビアは4月6日、J1リーグ第9節でホームで川崎フロンターレと対戦し、2-2で引き分けた。これで6戦負けなしとなり、前節まで首位だった鹿島アントラーズが京都サンガF.C.に敗れたため、町田がこの勝利で首位に浮上した。
【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな!
先制したのは川崎。前半16分、右サイドの崩しから左へ展開。オーバーラップした左サイドバックの三浦颯太がクロスを送ると、日本代表GK谷晃生が弾いたボールをFWエリソンが左足で押し込んだ。
押し気味に試合を進めていたアウェイチームだが、同33分、DFジェジエウがクリアしようとタッチラインにボールを出した際に左膝を痛めて交代。同15分のMF橘田健人に続き、2人目の負傷交代となった。
この隙を町田が突く。試合再開となったスローインでMF林幸多郎がロングスローをゴール前に送ると、混戦から最後はDF岡村大八が左足でシュートを叩き込み、同点に追いついた。
1-1で折り返した後半は、町田がいい立ち上がりを見せた。同8分、右サイドを突破した日本代表MF相馬勇紀が、ニアサイドへクロス。これをFW西村拓真が頭で合わせて、逆転に成功した。
だが同25分に攻撃陣の3枚替えを行い、活性化を図った川崎が意地を見せた。同28分にペナルティーエリアに進入したMF河原創が強烈な左足シュートをゴール右隅に
突き刺し、同点に追いついた。
その後は両チーム譲らず、2位と3位の上位対決は2-2のドローで終了した。町田は試合前、一部メディアで報じられた黒田剛監督のパワハラ報道について「極めて悪質な記事であり、大変遺憾です」とSNSで声明を発表していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1