宮市亮がジャン・クルードを絶賛

　横浜F・マリノスは4月5日に行われた東京ヴェルディとのJ1第9節をスコアレスドローで終え、降格圏脱出はできなかった。チームとして苦しんでいる横浜FMだが、この試合ではトーゴ代表MFジャン・クルードが負傷から復帰を果たしている。

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　復帰戦でもクルードは随所に高いパフォーマンスを見せた。フィジカルの強さを生かした守備、自陣で巧みにボールをチームメイトにさばき、相手に囲まれてもボールを失わずに持ち前の推進力で、ボールを前に運ぶ場面もあった。

　10代の時からイングランド1部アーセナルに在籍し、世界のトップクラスの選手ともプレーしてきた元日本代表FW宮市亮も、その高いポテンシャルを感じている一人だ。

　クルードについて「やっぱり身体的な強さっていうのは、世界で見てもトップレベルだと思いますし、本当に良い選手だと思います」と言い、「けど」と、さらに上に行くための課題を挙げ、それを克服できたら世界的名手のような選手になるだろうと続けた。

「もっともっと細かい距離のパスとか、受け方とか、さらに彼が向上できるところもあると思います。本当にそういう細かいところが成長していけば、ポール・ポグバみたいな選手になっていくのかなと思います」

　まだ21歳と今後、大化けする可能性を秘めている逸材は、J屈指の名門である横浜FMでどのような選手へと成長していくだろうか。