レアル翻弄…久保建英が「鋭い突破」「特筆」 ドリブル→切り返し→パスを世界が絶賛

レアル・ソシエダはレアル・マドリードと引き分けも2戦合計4-5で敗れた
日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダは現地時間4月1日、コパ・デル・レイ(国王杯)準決勝第2戦でレアル・マドリードと対戦し、4-4で引き分けたが、2戦合計4-5で敗退となった。延長戦のハーフタイムまで出場した久保は1アシストを記録。このアシストシーンが世界中で話題になっている。
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第1戦を0-1で落としていたソシエダは、後半35分までに2-1とリードしていた。そして後半35分には、自陣から攻撃を組み立てる。ハーフウェーライン手前で横パスを受けた久保は、FWミケル・オヤルサバルとのコンビネーションで右サイドを崩していく。相手DFがカットしたボールが自身の前に転がると、久保は一気に加速してペナルティーエリア内に侵入。そして、相手の4選手が寄せてくるなかで、冷静に切り返すと左足でラストパスを出す。これをオヤルサバルが決めて第2戦でのリードを2点に広げ、2試合通算でも3-2と逆転させた。
その後も点の取り合いとなり、最終的には延長戦の末に4-4となって敗退になったソシエダだが、久保のプレーについては韓国メディア「朝鮮ビズ」が、「久保建英の鋭い突破がミケル・オヤルサバルのシュートを導き、アラバにディフレクトしてゴールに決まった。試合における特筆すべき瞬間だった」と、伝えている。
また、スペイン・メディア「El Desmarque」は、久保にチーム最高タイの「8点」の評価を与えるとともに「右サイドでの2つの彼のプレーが、レアル・ソシエダの2点目と3点目を呼び込み、3-1としたオヤルサバルのゴールをアシストした。ルニンの守るゴールを脅かそうとする際、彼らは常に彼を探していた」と、久保がチームの攻撃をけん引していたと報じた。
惜しくも決勝進出に届かなかったソシエダだが、古巣との一戦で久保は確かな存在感を放ったと言えるだろう。