41歳で急逝した天才「育てられた日本人選手たくさんいる」 元同僚が語った偉大な功績

横浜FCの市川暉記が急逝したレアンドロ・ドミンゲスさんの功績を明かした
横浜FCのGK市川暉記が「レアンドロに育ててもらった日本人選手はたくさんいる。僕もレアンドロに育ててもらった一面がある」と、4月2日に訃報が伝えられたレアンドロ・ドミンゲスさんについて語った。
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横浜FCは4月2日、J1第8節でヴィッセル神戸と対戦。キックオフ前には2017年から20年まで在籍したレアンドロさんへの黙祷が行われた。ホーム側のスタンドには「OBRIGADO LEANDRO」の横断幕も掲げられた。試合は0-1で敗れた。
フル出場した横浜FCのGK市川はデビューシーズンから1年半ほどレアンドロさんとともに戦った経験を持つ。2011年に柏レイソルのリーグ制覇に大きく貢献し、MVPも獲得した偉大な選手とともにした時間を振り返った。
「レアンドロとは1年目の途中から少しだけ一緒にやらせてもらいました。技術はもちろん、試合に対する姿勢など学ぶべきところがたくさんありました。本当に、あの人に育てられた日本人選手というのはたくさんいると思います。
僕も何回かシュートやFKの練習を一緒にやらせてもらって、レアンドロに成長させてもらった一面がある。そういった方が41歳と若くして亡くなってしまったとことは本当に悲しいです」
訃報を聞いたのは試合当日の朝。市川は「以前からがんで闘病していることは聞いていて、去年にもビデオメッセージを送っていました。そこからこんなに早く……本当に残念。今日はレアンドロも見てくれていると思っていた。それだけに結果を出せず申し訳ない」と語っていた。
(石川 遼 / Ryo Ishikawa)
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