L・ドミンゲスの訃報に元同僚ら絶句「ちょっと衝撃的」 突然の別れに困惑「動揺はあった」

永井謙佑がレアンドロ・ドミンゲス氏について話した【写真:柳瀬心祐】
永井謙佑がレアンドロ・ドミンゲス氏について話した【写真:柳瀬心祐】

ドミンゲスさんと共闘した永井、中山が言及

 名古屋グランパスは4月2日、J1リーグ第8節で横浜F・マリノスとホームで対戦し2-0で終わった。試合前には41歳の若さで亡くなったことが発表された、元Jリーガーのレアンドロ・ドミンゲスさんへ黙祷が行われた。試合後、名古屋で共闘していたFW永井謙佑が思いを語った。

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 2010年にブラジル1部ヴィトーリアから当時J2だった柏レイソルに加入し来日したドミンゲスさん。11年にはJリーグMVP受賞など活躍をし14年途中までプレー。その後、名古屋に移籍したが肉離れや膝の負傷が相次ぎ思うようなプレーは見せられず、2016年にブラジルへ帰国。17年に再来日し横浜FCで4年プレー後は母国へ帰国していたが、2022年にがんを患い、昨年には移植手術を受けたと現地メディアが報じていた。そして、ヴィトーリアが公式SNSで亡くなったことを発表した。

 名古屋は、横浜FM戦で選手が喪章を付け、試合前にはドミンゲスさんへ黙祷が捧げられた。14年、15年と名古屋で共闘した永井は2-0と勝利した試合後の取材で、「ネットで今朝見て、ちょっと衝撃的でした。悲しいですね」と言及。続けて「めちゃくちゃいい人。でも試合中はめちゃくちゃ怖かった。ブラジル人って感じで。プレーはこっち向いてるのに、こっち(違う方向)に出したりするんで、今の現役の選手ではいない。説明できないですねあのプレーは」と当時のプレーを振り返り、ドミンゲスさんの人柄についても触れた。

 さらに横浜FC時代の19年、20年の2年間ともにプレーしたMF中山克広も「悲しいしかでてこないですねやっぱり」と触れ、「確か去年大変って状況を聞いていて。でも回復したって話もあったなかで、今日そういう情報が入ったきたので、動揺はありました。彼の為にも頑張りたいなと思いました」と思いを背負ってプレーしたことを明かしつつも、突然の訃報を悼んだ。

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