柏指揮官が判定に苦言「我々の勝利で終わるべきだった」 後半ATに被弾…「最後のゴールはハンド」

リカルド・ロドリゲス監督が失点シーンについて言及【写真:徳原隆元】
リカルド・ロドリゲス監督が失点シーンについて言及【写真:徳原隆元】

リカルド・ロドリゲス監督が同点ゴールについて言及

 J1リーグ第8節が各地で行われ、柏レイソルはアウェーで京都サンガF.C.と対戦して1-1で引き分けた。前半12分にMF久保藤次郎の見事なミドルシュートで先制した柏だったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールで同点とされた。このゴールについて、試合後のフラッシュインタビューで柏のリカルド・ロドリゲス監督は、ジャッジに対する不満を口にした。

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 首位に立つ鹿島が広島に0-1で敗れたこともあり、勝てば首位との勝ち点差を「3」縮めることができた柏だったが、試合終了間際のプレーで勝ち点2を逃すこととなった。

 最後の猛攻を仕掛けた京都は、左サイドから柏に揺さぶりをかけて、ゴール前にDF宮本優太がボールを入れる。両チームの選手が入り乱れたゴール前での攻防で、京都が波状攻撃。MF川﨑颯太のシュートがGKに弾かれたところを、FW平賀大空がボレーで合わせるが、これがゴール前のDF須貝英大に当たる。須貝はこのボールに反応してシュートを放つと、最後はゴール前にこぼれたボールを柏のDF原田亘が自ゴールに流し込んでしまい、1-1の同点となった。

 その後のキックオフ直後で試合は終了となったが、平賀のシュートが須貝の手に当たっていたのではないかとロドリゲス監督は主張する。スポーツチャンネル「DAZN」のフラッシュインタビューで、開口一番「映像で我々も確認しましたが、最後の京都のゴールはハンドでした。あれはゴールネットが揺らされることなくFKとなり、我々の勝利で終わるべきだったと思います」と、憮然とした表情で語った。

 先制できた試合の入りについても「まさしく我々が狙った通りのスタートができました。そのあとにも追加点を挙げるチャンスがありました。追加点を取れる決定的なチャンスを決めていれば、より落ち着いた形で試合の終盤を迎えられたと思います。判定ミスが起こりえる世界です。そしてそれによって勝ち点2を失うことが起こりえる世界であり、それが実際に起こりました。その意味でも追加点を取っておくべきでした」と、2点目を取れなかったことも勝利をつかみきれなかった要因に挙げた。

 それでもやはり相手の得点を認められたことへの不満は収まらず、追加点を取るために取り組んでいきたいことを問われても、再び「今コメントできることは、判定ミスがなければ勝ち点3が我々のモノになったということだけです。それ以上でも、それ以下でもありません」と、VARチェックも入ったゴール判定について、到底納得ができていない様子だった。

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