“世界最強”バルサを封じた10戦2失点の堅守 ユベントス守護神が誇る鉄の団結力
ブッフォンが語ったCL4強進出の勝因
バルセロナの猛攻をシャットアウトしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を決めたイタリア王者ユベントスの主将GKジャンルイジ・ブッフォンは、「勝利への欲求と意志は我々ユベントスの体を構成する一部分だ」と、勝者のメンタリティーを語った。現地時間19日にCL準々決勝第2戦で、バルセロナを相手に敵地でスコアレスドローに持ち込んだユベントスは、2戦合計3-0で勝ち抜けを決めた。
ユベントスはホームでの初戦に3-0で勝利していただけに、この第2戦ではバルセロナの猛攻を受けることが予想された。ブッフォンは、そうした状況に立ち向かうことが信念であると、試合後のイタリア衛星放送局「メディアセット・プレミアム」のインタビューに語っている。
「私は結果を超えたところにある考えとして、世界最強のチームに対して立ち向かう。これが自分の道、信念だと考えている。勝利する運命は、ほんの少しだけ相手よりも我々の方にあったのだろう」
ブッフォンは準々決勝2試合を通じて無失点に抑えたバルセロナを世界最強のチームだと称えた。枠内シュートはわずかに1本だったが、トータルではシュート17本の猛攻を浴びた。初戦の前半にMFアンドレス・イニエスタとの1対1を制したようなビッグセーブこそ必要がなかったが、屈強な最終ラインの後ろに世界最高峰のGKが鎮座する姿は、バルセロナにプレッシャーを与え続けた。
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