久保建英とモドリッチが衝突「最も衝撃的な瞬間」 現地メディア注目「完全に我を忘れていた」

レアル戦に出場した久保建英【写真: IMAGO / Guillermo Martinez】
レアル戦に出場した久保建英【写真: IMAGO / Guillermo Martinez】

久保とモドリッチが一触即発

 日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダは現地時間4月1日、コパ・デル・レイ(国王杯)準決勝第2戦でレアル・マドリードと対戦し、4-4で引き分けたが、2戦合計4-5で敗退となった。この試合、久保は1アシストを記録し、延長戦のハーフタイムでベンチに退いたが、試合中にレアル・マドリードとのレジェンドと衝突した場面が話題となっている。レアル・マドリード専門メディア「Madrid Universal」が報じた。

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 第1戦を0-1で落としていたレアル・ソシエダは、3-3で迎えた後半アディショナルタイム3分にFWミケル・オヤルサバルが勝ち越しゴールを決め、試合は延長戦にもつれこんだ。そして、延長後半10分、レアル・マドリードはCKからDFアントニオ・リュディガーが決勝ゴールを決めて4-4の同点に持ち込み、2試合合計5-4で勝利した。

「Madrid Universal」は、「この試合はアルベロラ・ロハス主審の疑わしい判定によって台無しになった。ジュード・ベリンガムに明らかなPKを取らなかったこと。ヴィニシウスへの激しいタックルの後に、アンデル・オラサガスを退場にすることもなかった。ブラジル人ウインガーは、試合中も試合後も明らかに苛立っており、主審の判定に『説明不要だ。明らかなレッドカードだ』と声に出して批判した」と、ジャッジについて報じている。

 さらに「主審の判定に怒りを示したのは、ヴィニシウスだけではなかった。冷静なことで知られるクロアチア代表MFルカ・モドリッチも、「完全に我を忘れていた」とし、レアル・マドリードのサポーターの「久保は再び何か腹立たしいことを言ったに違いない。なぜなら、ルカ・モドリッチがこのような反応を見せたことは今までになかったからだ」という「X」での投稿を紹介した。

 そして「クロアチア人MFは、信じられないといった様子で相手に向かって真っすぐに歩いていき、自身の怒りを伝えようとした。しかし、主審はモドリッチの抗議には、ほとんど興味を見せずに無視した。そして、この試合で最も衝撃的な瞬間は後ほど訪れた。主審の判定に憤慨していたモドリッチが、テクニカルエリアで久保と対峙した時だった。モドリッチは、リュディガーと第4審判が見ているなか、攻撃的な動きで久保の首を掴んだ。主審はこの行為にもモドリッチに対してイエローカードを出さなかったおかげで、この試合についての論争に拍車がかかっている」として、「最終的にレアル・マドリードが勝利したものの、この試合における主審の働きぶり、そして重要な場面でカードを出せなかったことは、チームとサポーターの双方に不快感を残すことになった」と、締めくくっている。

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