三笘薫が好プレー連発も…2度の不運な判定 ブライトンが6戦ぶり黒星

三笘は3試合ぶりのフル出場
ブライトンは2日、プレミアリーグ第30節でアストン・ビラと対戦し、ホームで0-3で敗戦した。日本代表MF三笘薫は3試合ぶりのフル出場を果たし、多くのチャンスに絡んだが、判定に泣かされた。
【注目】“ビッグ6”時代終焉の予感 名解説者が厳選、今こそ見るべきプレミアリーグのクラブ3選
この日の三笘は積極性のあるプレーを連発した。まずは前半16分、左サイドを抜け出すと、右足で巻いたシュートを放ったが、GKにキャッチされた。同25分には左サイドから30メートルドリブルで持ち運び、DFを引きつけてFWサイモン・アディングラへパス。シュートは惜しくもゴール左に外れたが、チャンスを演出した。
さらに同28分、DFルイス・ダンクからのロングパスにタイミングよくDFラインの裏に抜け出すと、ペナルティーエリアに進入。相手DFに背後からチャージを受けて倒されたが、ノーファウルの判定となった。スコアレスで前半を折り返した。
試合は後半6分に動く。ロングカウンターからFWマーカス・ラッシュフォードが抜け出し、アストン・ビラに先制を許した。追いつきたいプライトンは同10分、浮き球のパスに抜け出そうとした三笘が、右肩でトラップしたボールが流れて“パス”のような形に。相手GKが弾いた所を、アディングラが押し込み、同点に追いついたかに思われた。だがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の提言により、主審がオンフィールドレビューを行い、三笘のハンドと判断。ノーゴールとなった。
後半33分には、再びカウンターから途中出場のFWマルコ・アセンシオに得点を許すと、アディショナルタイムにも追加点を奪われて、ホームで0-3の敗戦。リーグでは6試合ぶりの黒星となり、順位もアストン・ビラに抜かれて8位に後退した。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを考えても大きな一敗となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)