柿谷曜一朗、“現役復帰”はテックボール「主人公になれる」 アンバサダー就任を報告…前日に競技伏せて電撃発表

テックボールのプレイングアンバサダーに就任した柿谷曜一朗氏【写真:徳原隆元】
テックボールのプレイングアンバサダーに就任した柿谷曜一朗氏【写真:徳原隆元】

ハンガリー発祥のスポーツ「テックボール」のプレイングアンバサダーに就任

 日本テックボール協会は4月2日、元日本代表FW柿谷曜一朗氏がプレイング・アンバサダー・オブ・テックボール(PAT)に就任したと発表した。柿谷氏はプレイングアンバサダー就任を通じて、日本におけるテックボールの普及と競技の発展に貢献していく。

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 テックボールとは、サッカーボールを使用し特殊な曲面の専用テーブル「テックテーブル」上で対戦するハンガリー発祥のスポーツ。柿谷氏は「今まで、様々な子供とのサッカーイベントに参加してきた中で、パスが好きな子供、キックが好きな子供、シュートが好きな子供といろんな種類の子供を見てきました。その中で多く感じたのは、『子どもが自分にボールがある時に楽しいと感じている』ことです。しかし、サッカースクールやイベントでは試合形式が多く、限りある時間の中で、実力がある子ども達が長い時間ボールを触ってしまい、ボールを触る時間が短くおもしろくないと感じている子どもがたくさんいるように感じていました。テックボールでは常に『一人一人が主人公になれる』ので、サッカーが上達する事はもちろん、楽しいと感じられるスポーツだと思います」と自身が新たな挑戦へ踏み出したきっかけを明かした。

 PATは自らも競技に参加して実践することにより、広く普及していく。サッカーのテクニックを生かしたダイナミックで戦略的な競技で、世界中で急速に人気が高まっている。PR動画では現役時代から人々を魅了してきた技術を発揮し、テックボールに取り組む様子が公開されている。

「テックボールは、サッカーに必要な技術向上の要素がたくさん詰まっていることに加えて、プレーを楽しんでもらえると思う。僕が本来1番大事にしている『サッカーを楽しむ』ということに加え、子供達にサッカーだけでなく『身体を動かすことの楽しさ』も伝えることができると思う。今後は、テックボール選手になりたいなどの新たな子供の夢のサポートもできると思います。最後に、この度、僕自身も実際にテックボール選手としてプレーしながら活動できるプレイングアンバサダーに就任させていただき、大変光栄に思います」

 前日1日に「魅力あるオファーを頂き現役復帰することに決めました」と自身の公式インスタグラムを通して報告。詳細を明らかにしていなかったが、このほどテックボールでの“現役復帰”だということが判明した。

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