ドルトムント戦に1-3敗戦も圧巻プレーを披露

　ドイツ1部マインツは現地時間3月30日にブンデスリーガ第27節でドルトムントと対戦し、1−3で敗れた。開幕から27試合スタメン出場となったMF佐野海舟は守備だけでなく、力強いドリブルでボールを運んでチャンスメイクするなど攻撃面でも抜群のパフォーマンスを示した。

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　UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位と快進撃を続けるマインツは敵地ジグナル・イドゥナ・パルクに乗り込んでのドルトムント戦に臨んだ。ボールポゼッションでは相手を上回る試合となったが、ドルトムントの攻撃力を前に3失点。昨年11月のホームゲームでは3−1と快勝した相手に、リベンジを果たされた。

　そうしたなかで、フル出場した佐野は攻守に渡って活躍。2点のビハインドで迎えた後半16分には自陣でルーズボールを拾うと、そのまま力強いドリブルで前進。ドルトムントDFからのプレスももろともせず相手のボックス付近まで運び、最後はFWヨナタン・ブルカルトへラストパスを通した。

　惜しくも得点にはつながらなかったものの、佐野のパワフルなドリブル突破に対してはファンから「この持ち運びは別格」「ブンデスでも通用するのは流石すぎる」「マジで鳥肌」「重戦車ドリブル」「推進力もえぐいな」と驚き混じりの称賛の声が上がっていた。