元日本代表MF森岡亮太が現役引退を発表 33歳で決断「自分にとってかけがえのない時間でした」

森岡亮太が現役引退を決断【写真:Getty Images】
森岡亮太が現役引退を決断【写真:Getty Images】

クラブが公式発表

 J1のヴィッセル神戸は3月31日、元日本代表MF森岡亮太が現役を引退することを発表した。

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 現在33歳の森岡は、2010年に神戸に加入しプロデビュー。5年間プレーした後、15年よりポーランド1部シロンスク・ヴロツワフへ渡り、17年途中でベルギー1部ワースラント=ベフェレンへ完全移籍した。その後は18年からアンデルレヒトへ移籍。だが徐々に出場機会を減らし、翌年にはシャルルロワへレンタル移籍。そこで実績が認められ、シーズン終了後に完全移籍に移行。そして、昨年8月に古巣神戸へ約8年半ぶりの復帰していた。

 昨季はJリーグでの出番はなく、天皇杯とアジアチャンピオンズリーグエリートでの出場のみに終わった。今季チームが発表していたメンバーリストに名前がなかったなかで、31日に現役引退が発表された。また、日本代表としても5試合に出場。「ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことは、自分にとってかけがえのない時間でした」と感謝の気持ちを伝えた。

 森岡のコメントは以下のとおり。

「このたび、2025年3月31日をもちまして、サッカー選手としての現役生活に区切りをつけることを決断しました。高校卒業後からの6年間、そして現役最後となった半年間、ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことは、自分にとってかけがえのない時間でした。

 ラストシーズン、自分にとって最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません。そして、試合後にスタンドから響いた自分のチャント。あのときの光景と音は、今も心に焼き付いています。

 これまで応援してくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの声援が、僕を支え、成長させてくれました。サッカーを通じて、たくさんの出会いと学び、そして喜びを得ることができたことに、心から感謝しています。

 これからの人生でも、このサッカー人生で得たすべてを大切にしながら、新たなチャレンジに向かって進んでいきます。本当にありがとうございました。森岡亮太」

(FOOTBALL ZONE編集部)

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