「降格圏から脱出」 欧州で22歳日本人が立役者に…相手も驚く“連係弾”を現地絶賛

スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介【写真:Getty Images】
スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介【写真:Getty Images】

三戸が2ゴールでスパルタの勝利に貢献

 オランダ1部スパルタ・ロッテルダムのMF三戸舜介が2ゴールで快勝に貢献した。現地時間3月29日のリーグ第27節フォルトゥナ・シッタート戦(3-0)で、相手の隙を突く1点目、ドリブルで持ち運んでの豪快弾をゲット。現地でもその活躍が脚光を浴びている。

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 164センチ小柄なアタッカーが“ヒーロー”になった。2024年よりアルビレックス新潟からスパルタ・ロッテルダムへ完全移籍した三戸は、今シーズンここまで24試合に出場しており、クラブの主力としてプレーする。

 フォルトゥナ・シッタート戦では前半4分、味方のリスタートに素早く反応し技ありのチップキックでGKを欺く。見事な先制弾をもたらすと、2点リードで迎えた後半18分には、一本のロングパスで抜け出した三戸が巧みなドリブルで一気にペナルティーエリア内へ侵入。左足で豪快にネットを揺らしている。

 現地メディア「VoetbalPrimeur」は「モーリス・スタイン監督は、三戸の2ゴールでスパルタが降格圏から脱出すると見込んでいる」と、22歳日本人の名前を見出しに取り報道。一時はプレーオフ降格圏となる16位に沈んでいたスパルタ・ロッテルダムは、4戦無敗で14位へ浮上。その立役者の1人に三戸の名前を挙げている。

「三戸が開始4分でゴール。MFカレル・エイティングは、走り出した三戸を見逃さなかった。リスタートに相手は驚いていた。(その後も)三戸が惜しいヘディングシュートも放つなど、容赦なく攻め入る。(後半)守備が完全に空いた状態を突き、三戸がこの日2ゴール目を決めた。4戦無敗で降格圏からは大きく抜け出している」

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