フォルトゥナ・シッタート戦で三戸が2ゴールの活躍

　オランダ1部スパルタ・ロッテルダムは現地時間3月29日のリーグ第27節フォルトゥナ・シッタート戦で3-0の快勝を飾った。4戦負けなしで14位まで浮上したなか、22歳MF三戸舜介が2ゴールをマーク。上手くチップキックで浮かせたシュートシーンも含め、絶賛の声が相次いでいる。

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　三戸は164センチの小柄ながら、高い技術力を2020年から23年まで在籍したアルビレックス新潟で発揮。公式戦87試合13ゴール7アシストの成績を残す。24年よりスパルタ・ロッテルダムへ完全移籍。今シーズンリーグ戦24試合目の出場となったフォルトゥナ・シッタート戦では複数得点を挙げている。

　まずは前半4分、前線でフリーキックのチャンスを得たスパルタ・ロッテルダム。MFカレル・エイティングが機転を利かせたリスタートで三戸へスルーパスを通すと、準備しきれていなかった相手GKを手玉に取るチップキックでネットを揺らす。

　さらに2-0で迎えた後半18分、自陣からエイティングのダイレクトロングパスに抜け出した三戸。絶妙なコース取りで相手の前に入りペナルティーエリア内まで運ぶと、左足で豪快にゴールを決めた。

　三戸はこの日の2点を追加し、今シーズン通算5得点。一時は降格プレーオフ圏内の16位から抜け出せなかったチームも、4戦無敗で14位まで順位を上げる回復ぶりを見せている。三戸の活躍にはファンも「大暴れ」「身体がデカくなってないか!?」「素晴らしい」「すげえな」「大活躍」と称賛の声を上げていた。