ルカオが横浜FMのDFデンを相手にポストプレー

　ファジアーノ岡山のFWルカオは3月29日、J1リーグ第7節横浜F・マリノス戦でJ1初ゴールをマークした。嬉しい一撃がこの試合の決勝弾となったなか、一際存在感を放った大型FWのワンプレーは、ファンの間でも注目を集めている。

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　身長191センチ、体重92キロと大きな身体が特徴のルカオ。ブラジル出身の29歳はJリーグで鹿児島ユナイテッドFC、ツエーゲン金沢、松本山雅FCと渡り歩き、2023シーズンよりJ1初昇格の岡山へやってきた。

　そのがっちりした体格から、相手を吹き飛ばすシーンが話題に。0-0で迎えた前半24分、横浜FMのオーストラリア代表DFトーマス・デンを背負いながらボールを受け前向きにターンする。腕で相手のプレスをブロックしつつ、裏街道のような形で一気に縦へ突破した。

　その直後、カバーに入った横浜FMのDFジェイソン・キニョーネスがスライディングで阻止。このプレーでキニョーネスにはイエローカードが提示された。助っ人DFを翻弄したルカオには「えぐ過ぎ」「非常に危険」「バケモン」「外国人DFでもやられちゃうんか」「誰が止めれるんや」と驚きの声が相次ぐ。

　さらに後半22分には岡山が精度の高いコーナーキック（CK）からチャンスを作り、ルカオが反転シュートでJ1昇格後初ゴールをマーク。岡山を今季3勝目に導いた。力を発揮し始めた29歳FWがJ1で躍動している。