清水はホームで3-0の勝利

　清水エスパルスのFW北川航也が披露した“エジルキック”が注目を集めている。清水はJ1リーグ第7節で、ホームで湘南ベルマーレに3-0で勝利。北川が後半22分に、ボールを芝に叩きつけて浮かすテクニカルなショットで、この日2点目をマーク。ファンはSNS上で「空前のエジルブーム」と驚きの声をあげた。

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　その場面が訪れたのは2点リードで迎えた後半22分。相手のパスをインターセプトしたMFマテウス・ブエノが、前線に残っていた北川へ絶妙なスルーパス。オフサイドラインをギリギリで抜け出してGKと1対1になると、ここでエジルキックを発動。右足でボールを上から芝に叩きつけて浮かしたシュートは、ゴール左へ吸い込まれた。これが前半11分に先制点となるPKに続き、この日2点目となった。

　この技は、アーセナルなどで活躍した元ドイツ代表メスト・エジルが得意としたことから“エジルキック”と呼ばれる。3月20日に行われたW杯アジア最終予選のバーレーン戦で、MF鎌田大地（クリスタル・パレス）がこのキックで決めたことで話題となった。

　この一撃にはSNSのファンもすぐさま反応。「まさかの航也もエジルwwww」「鎌田に続いて、北川までエジルキック！」「鎌田のあのゴールから流行り出したなw」「よく見たらまさにエジってた」と話題になっていた。